Hiromi’s Message

photo by Jimmy Ming Shum

ABOUT NY

1月はだいたいNYで過ごしています。
15歳の頃、ロスやサンフランシスコなど…アメリカ自体には行っていたけれど、19歳の時、初めて行ったNYは全く違う印象でした。スピード感があって、洗練されたその都市に、ボクは行った瞬間「またここに来たい」と思ったし、実際、それからずっと1年に1回はレッスンに通うことになりました。

NYはあんなに小さいのに、世界経済の中心で、とてつもないエネルギーが集まっている。例えば、オペラ、バレエ、ミュージカル、ジャズでも何でも…
いつもその世界のトップがいて、その控えの人たち、つまり、No2、No3も、ずっとNYにいる。

だから、自分が観たいと思えばいつでもすぐにトップの世界に触れられるというのがNY。

また、シナトラの歌に、「NewYork NYの英語歌詞(ここでうまくいくなら、どこでも成功できる)」というような歌詞があるように、志をもっていない人は、NYのパワーに圧倒されて弾き飛ばされてしまうかもしれない。
学ぼうとしない人にとっては、ただの冷たい石の街に思えるかもしれない。
でも、学ぼうという意欲のある人にとってNYという街は、エンドレスで学べる、本人のマインド次第の街だとボクは思っています。

そして今、19歳で初めて行ったNYは、パワーをもらっているという実感があるというよりは、「寂しいなあ」とか「あそこに返りたいなぁ」と思うくらい第2の故郷になりつつあります。
NYはボクにとって、東京と同じように大きい存在の街です。

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